そんでは「姫物語(ひめものがたり)」最後の主人公、
雪の季節になると最北の地からやってくる姫様の紹介!
名は「雪姫(ゆきひめ)」
「怪談・雪女」と言う話は皆も良く知っているだろう。
作者は小泉八雲である。
この小泉八雲さん・・・外人なの知ってた?
パトリック・フカディオ・ハーンというのが本当の名前。
松江の中学英語教師として赴任して以来、日本の風情や
習慣などを愛し、日本人の妻を持ち定住してしまった方なんだ。
オレ様や皆が知っている「耳なし芳一」や「ろくろ首」も
小泉八雲さんが「怪談(Kwaidan) 」という作品集に掲載した物語だ。
全ては元ネタとなる物語や伝承があったので、
正確には再話再編と言った方がいいかもしれんがな。
(雪女も既に室町時代には原型となる話が記載されているし、
小泉八雲さんが書いた雪女は、
現東京都青梅市の人に聞いた言い伝えを物語りにしたと、
小泉さん自身が序文で書いている)
まあ何れにしろ、
日本人以上に日本人の情緒を持った人だったわけだ。
話を戻すが、今回の「雪姫」はこの「雪女」が元ネタだ。
但しオレ様なりに再考して「雪姫」という物語を創ってみた。
(正確には妄想してみただな・笑)
雪の降り出す頃に最北の地から現れ、
桜の蕾が開く前に、消えてしまう。
そしてまた、次の冬にやってくる。。。
でも、冬の度やってくるこの雪姫様は、
以前の冬の記憶は一切ない。
雪解けと共に身も心も解けて無くなってしまうから。
だから同じ人に、前の冬に出逢っていたとしても
この冬にはそれを一切覚えてなくて、雪姫様にとっては初見の人。
それが前の冬に出会いどんなに愛した人であっても・・・
愛した記憶を無くす・・・
優しい想い出を無くす・・・
触れた温もりを無くす・・・
悲しい?
切ない?
哀れ?
皆はどう考えるよ?
この「どう考えるよ?」の部分が
オレ様の「雪姫」製作のコンセプト。
そして今回、最も表現したいモノ。
実際に形に出来るかはまだまだ解らんが、
ラフデッサンや材料は一通り用意完了している。
雪が降る冬を待って製作に入るつもりだ。
仮にオレ様が愛した者が、
「雪姫」だったらと思いながら・・・
創ってみるよ。